倶楽部「伍四人」H29年初春 隅田川七福神巡りレポート

新年早々の1月8日、都営浅草線「本所吾妻橋」駅。午前9時。
倶楽部「伍四人」の15名が揃いました。毎年の年明け行事として5回目となる「隅田川七福神巡り」のスタートです。

まずは、三囲神社恵比寿天、大黒様にご参拝。
狛犬のそばに、池袋三越に置かれていたライオンの像が寄進されていました。

2番目の弘福寺は、二層屋根の唐風のなかなか立派な本堂が建ち、布袋尊が祀られています。受験生が風邪を引かないようにと、風外禅師にちなんだ“のど飴”「風邪の外」が人気だそうです。

次の長命寺はすぐ近く。ここでは弁財天に詣でます。
芭蕉の句碑「いざさらば 雪見にころぶ所まで」がありました。
芭蕉の門人祗空(ぎくう)が、庵を作り暮らした場所だそうです。
お寺の裏側に回り有名な長命寺桜餅を買って、食べ歩き。少し疲れた体に甘さが快く浸みてくれました。

住宅街の細い道を進み、白髭神社寿老人に詣でます。近所の人々がお餅つきをしているのを、よだれを垂らしそうになりながら、横目で通りました。

5番目は向島百花園へ。こちらには福禄寿が祭られています。
百花園は公園としてはとても小さいのですが、良く手入れされた木々と、たくさんの句碑がありました。残念なことに、読めませんでしたが・・・。紅梅がとても綺麗に咲いていました。

少し休憩をとって、最後の多聞寺へ向かいます。ここで圧巻だったのは都営東白髭団地と呼ばれる防災団地。10階建て以上の集合住宅が何棟も何棟も、1.2キロもの長さに繋がっているのです。海抜0メートルの木造密集地を守る要塞のようです。災害に強い街を造ろうとする東京都政が目に見える一画でした。
多聞寺で毘沙門天に手を合わせ、七福神めぐりは無事に終了。

今年1年の皆様の健康とご多幸を祈って心落ち着き、さぁーッ喉の渇きを潤すために浅草へ!!
カンパーイ!!

「伍四人」一行 向島百花園でパチリ!