西高ニュース

第8回すずらん塾のご報告

第8回すずらん塾は、去る1月28日13時より旭川西高 体育館で開催されました。


講演会


座談会

 

今回の講師は、山口耕司さんにお願いしました。山口さんは31期の卒業で、大学で機械工学を学び日産自動車を経てご自分で宇宙関連の会社を設立されました。ドラマの(下町ロケット)を地で行く方で、この世界では知らない人はいないとの事です。2018年に、第3回宇宙開発利用大賞(内閣総理大臣賞)を受賞されました。
昨年はコロナの為にすずらん塾の開催出来ませんでした。
今年も延期となりますと現在の二年生はすずらん塾の体験がないまま卒業することになります。そうはさせまいと何とか繋げようとのおもいと、山口さんの情熱で、開催出来ました。オミクロン株の流行が始まっていましたので、半分の生徒さんは、教室でリモートでの視聴となりました。そんなわけで講堂には2年生のみが集まり直接山口さんのお話を聞くことになりました。
山口さんのお話は宇宙全体の話から始まり、今まで山口さんが挑戦してきた色々なことを紹介されました。中でも今人類は宇宙に関してわずか5%の知識しか持っていない。残りの95%位はまだまだ解明されてない。だからこそ挑戦は楽しいと言う大変興味あるお話がありました。
第二部として開催された座談会には約10人の熱心な生徒さんが集まり活発な意見交換がなされました。中でも面白かったのは建築士を目指す生徒さんが、今日の話を聞き宇宙にも何とか自分の力で、斬新なデザインの建物を作りたいと言う大きな夢を膨らましていました。また、この座談会には、山口さんの宇宙仲間で、和歌山大学の秋山先生も飛び入り参加され、場を盛り上げて頂きました。
講演1時間座談会1時間と言う貴重な体験をされた生徒さんたちの今後の活躍を期待して今回の報告をさせていただきます。
また、この場を借りて講師の山口さんには心から感謝申し上げると共に、これからの活躍も大いに期待しております。   ≪荒川 記≫